好き(すき)と嫌い(きらい)
「すき」と「きらい」ってよくつかうことばですよね。
「すき」はえいごでいうと「like」や「love」です。
「きらい」は「don’t like」や「hate」です。
つい「どうし」だとおもいそうですが、にほんごでは少しとくしゅなつかいかたをします。
いっぱんてきな「どうしのかつよう」とはちがいますので、ちゅういがひつようです。
「好く(すく)」と「嫌う(きらう)」
にほんごにも「すく」と「きらう」というどうしがあります。
かつようもつうじょうの「ごだんかつよう」をします。
いみは「すき」と「きらい」とおなじです。
ただしげんだいでは、ほとんどつかわれません。
うけみ(じゅどうたい)の「すかれる」「きらわれる」はいまでもつかわれています。
(れい)
・あのせんせいは、せいとにすかれている
・かれはなぜかいぬにすかれる
・わたしはかのじょにきらわれている
・しっぱいがおおいので、じょうしにきらわれる
「大好き」と「大嫌い」
「すき」と「きらい」はきょうちょう(very)したいときに「だい(大)」をつけて「だいすき」「だいきらい」ということができます。
もちろんふつうに「とても」や「すごく」「めっちゃ」をつかうこともできます。
・とてもすき
・すごくきらい
「すき」と「きらい」のれいぶん
どのようにつかうか、れいぶんでみていきましょう
【ふつう】
わたしはリンゴがすき。
かれはニンジンがきらい。
わたしはリンゴがすきです
かれはニンジンがきらいです。
【かこ】
わたしはかれがだいすきだった
かれはかのじょがだいきらいだった
わたしはかれがだいすきでした。
かれはかのじょがだいきらいでした。
【ひてい】
わたしはそうじがすきではない。
かれはせんたくがきらいではない。
わたしはそうじがすきではありません。
かれはせんたくがきらいではありません。
【ぎもん】
ネコがすきなの?
イヌがきらいなの?
てんぷらはすきですか?
カレーはきらいですか?
【かいわ】
A:「かれのことすきなの?」
B:「きらい」
A:「まえにすきっていってたよね?」
B:「もうすきじゃない」
A:「なんで?ずっとすきだったじゃん」
B:「だいっきらい!」
A:「ほかにすきなひとがいるの?」
B:「いない。もうだれもすきになりたくない。」
A:「だったらわたしがかれのことすきになっちゃうよ?」
B:「いいよ。すきになれば」
A:「すなおにならないと、きらわれるよ」
B:「きらわれたってきにしない」
A:「もう、すききらいがはげしんだから」