きょうはにほんごのカタカナ
「シ」と「ツ」のちがいやかきかたについて、せつめいします。
「シ」と「ツ」はよくにているので、わかりにくく、まちがえやすいですよね。
この二つのもじをみわけるには、かきじゅんや、書くほうこうがとてもたいせつになります。
ではゆっくりとちがいについて、見ていきましょう。
「シ」と「ツ」のちがい
ひだりが「し(shi)」で、みぎが「つ(tsu)」ですね。
どちらも「ふたつのてん」と「ながいななめのせん」でこうせいされています。
かくすうもりょうほう「3かく」です。
まずだいじなのが「ふたつのてん」のならびかたです。
わかりやすいように、2本のせんをいれておきました。
「シ」と「ツ」のてんのちがい
「シ」と「ツ」のてんだけをとりだすと、したのずのようになります。
このてんの「ならぶほうこう」と「かくど」が、ふたつのもじの大きなちがいであり、みわけるようそとなります。
ならぶほうこう
「シ」はうえとしたに、てんが「たて」にならびます。
それにたいして、
「ツ」はひだりとみぎに、てんが「よこ」にならびます。
てんのかくど
そして、もうひとつだいじなのが「てんのかくど」。
どちらも「ななめ」ではあるのですが、
「シ」はどちらかというと、かくどが「よこむき」。
それにたいして、
「ツ」はどちらかというと、かくどが「たてむき」になります。
少しきょくたんに書くとこうなります。
これでもじゅうぶんに「シ」と「ツ」だとはんだんすることができます。
まとめると
- 「シ」は「よこむきのてんをたてにふたつ」かく。
- 「ツ」は「たてむきのてんをよこにふたつ」かく。
こうなります。
ながいななめのせんのちがい
さんかくめの「ながいななめのせん」のちがいとかきかたです。
ひだりが「シ」、みぎが「ツ」です。
どちらもななめですが、「書くほうこう」がたいせつになります。
「シ」は「ひだりからみぎ」、そして「したからうえ」へはねあげるように書きます。
それにたいして、
「ツ」は「みぎからひだり」、「うえからした」へはらうように書きます。
まったく「ぎゃくのほうこう」になります。
そして、この「ながいせん」もさいしょのふたつのてんとおなじように、
「シ」はどちらかというと「よこむきにながく」、
「ツ」はどちらかというと「たてむきにながく」、
書くと、どちらのもじか、わかりやすくなります。
ふくしゅう
どうでしょう?
なんとなく二つのもじのちがいが、つかめてきたでしょうか?
ふくしゅうにもういちど、「シ」と「ツ」のもじとかきかたをかくにんしましょう。
「シ」は「ひだりからみぎ」へ「よこむきのせん」を「たてにならべる」ように書きます。
「ツ」は「うえからした」へ「たてむきのせん」を「よこにならべる」ように書きます。
「シ」と「ツ」のよむれんしゅう
ではさいごにふたつのもじをみわけるれんしゅうとして、「シ」と「ツ」をつかったれいぶんをあげておきます。
- ベッドのシーツをこうかんする。
- ともだちへのおみやげにTシャツとパンツをかう。
- レンジでソーセージとツナトーストをあたためる。
- べんりなツールをつかってシステムをこうしんする。
- どうぶつえんでシカとキツネとイノシシとキツツキをみた。