「さとうをすこしすくなめ(少し少なめ)でおねがいします」
みなさん、わかりますか?
「すくない」のか「すくなくない」のか「おおいのか」、わかりにくいですよね。
ほんじつは「すこしすくない」をべんきょうしましょう!
「すくない」のが「すこし」
「すこしすくない」は「すくない」のが「すこし」なんです。
なので、「すくない」よりは「おおい」のです。
「ふつう」と「すくない」のあいだということです。
「ちょっとすくない」というとわかりやすいでしょうか?
たとえば、
グラスにビールを100%いれてほしいとしましょう。
それが75%しかはいってないと「すくない」ですが、97%まではいってると、「すこしすくない」になります。(なん%などのりょうのきまりはない。)
「すくなめ」「おおめ」
カフェなどにいくと、さとうを「おおめ」にしたり「すくなめ」にしたり、するとおもいます。
そのときのちがいを、わかりやすくかくと、いかのとおりです。
(あまい)
さとう「かなりおおめ」
▲
さとう「おおめ」
▲
さとう「すこしおおめ」
▲
ふつう
▼
さとう「すこしすくなめ」
▼
さとう「すくなめ」
▼
さとう「かなりすくなめ」
(あまくない)
「すこしすくない」のれいぶんといいかえ
じょうきょうによって、いいかえられることばはちがいます。
じょうきょうごとにわかりやすく、いいかえてみようとおもいます。
(れいぶん)
「しゅくだいを、すこしすくなくする」
→「しゅくだいを、ちょっとへらす」
「みずのりょうが、すこしすくない」
→「みずのりょうが、ちょっとたりない」
「さとうをすこしすくなめで」
→「あまさをちょっとひかえめで」
「いつもよりじかんがすこしすくない」
→「いつもよりじかんがちょっとみじかい」
「すこし」と「すくない」
日本語の「少し」と「少ない」は意味も似ていて、漢字も同じなのでとてもややこしいですよね。動詞や形容詞とともに使用できたり、できなかったりと、使い方や使う場面がちがうので、例文を見ながら覚えていきましょう!