ほんじつは「すこし」と「すくない」のほかのいいかたを、べんきょうしましょう!
「すこし」と「すくない」
「すこし」と「すくない」はかんじでかくと、「少し」と「少ない」です。
かんじもおなじで、いみも、にているので、とてもややこしいです。
つかいかたがちがいますので、れいぶんなどで、おぼえるといいでしょう。
どうしにつく
「すこし」はどうしにつかえますが、「すくない」はつかえません。
(れいぶん)
○ごはんをすこしたべる
○きゅうけいじかんに、すこしねる
○えきまで、すこしはしる
×ごはんをすくないたべる
×きゅうけいじかんに、すくないねる
×えきまで、すくないはしる
「する」につくばあい
「へらす」というようないみで、「する」につくときは、いかのようなつかいかたができます。
「すこし」は「すこしに」、「すくない」は「すくなく」です。
×すこしする
○すこしにする
×すくないする
○すくなくする
けいようしにつく
「すこし」はけいようしにつかえますが、「すくない」はつかえません。
(れいぶん)
○このでんわは、すこしふるい
○りょうきんが、すこしたかい
○がめんが、すこしきれい
×このでんわは、すくないふるい
×りょうきんが、すくないたかい
×がめんが、すくないきれい
めいしにつく
めいしとつかうときは、「すこし」は「すこしの~」というつかいかたをします。
「すくない」はつかえるのですが、つかえる「ぶんみゃくやじょうきょう」はすくなく、ふだんあまりつかいません。
(れいぶん)
○すこしのじかんで、せつめいする
○すこしのやさいで、りょうりをつくる
○すくないじかんで、せつめいする
○すくないやさいで、りょうりをする
「~が」というもくてきご
「~が○○」というかたちでつかうとき。おもにぶんのさいごに、くるときですね。
そのばあいは「すくない」をつかいます。
(れいぶん)
×きょうはごがんがすこし
×このへやは、イスがすこし
×あのレストランは、メニューがすこし
○きょうはごはんがすくない
○このへやは、イスがすくない
○あのレストランはメニューがすくない
「すこし」はそんざいをあらわす「いる・ある」や「ない」といっしょにつかうことができます。
(れいぶん)
○きょうはごはんがすこしある
○このへやは、イスがすこしだけある
○あのレストランは、メニューがすこしもない
そのた
「すこし」は、めいしにつくとき「すこしの」になると、せつめいしましたが、いかのような、つかいかたをきくとおもいます。
(れいぶん)
・すこしごはんをたべる
・すこしほんをよむ
これはめいしの「ごはん、ほん」がすこしなのではなくて、「たべる、よむ」がすこしなのです。